日本 メダル届かず…ジャンプ混合団体は5位に終わる

[ 2012年1月22日 00:22 ]

 冬季ユース五輪第9日は21日、オーストリアのインスブルックでノルディックスキー・ジャンプの混合団体(HS75メートル、K点68メートル)を行い、ジャンプ女子で金メダルを獲得した高梨沙羅(北海道・上川中)、複合銅メダルの山元豪(富山・雄山高)、ジャンプ男子3位の佐藤幸椰(北海道・札幌日大高)の日本は576・0点で5位に終わった。

 1回目8位と出遅れた日本は、2回目は高梨の好飛躍で追い上げたが、メダルに届かなかった。ドイツが640・1点で優勝した。

 アルペンスキー男子回転の広島聖也(北海道・双葉高)は25位。スケルトンには男子の佐藤弾、野倉大貴と女子の安藤早紀(いずれも宮城・柴田高)が出場。

 ▼高梨沙羅の話 1回目は何が起こったか分からない。2回目は楽しんで飛ぼうと頭を切り替えられた。いいジャンプができて気持ち良かった。今大会は多くのことを学べたので、ソチ五輪に行くチャンスがつかめれば、生かしたい。

 ▼山元豪の話 2回目は自分なりにいい飛躍ができた。重圧はあったけれど、自分の力は出せたと思う。(1回目の後に)佐藤と、とにかく楽しもう、と話した。

 ▼佐藤幸椰の話 1回目の修正を2回目でしようと思ったが、できなかった。悔しい。これも経験。一つ一つ積み上げて、同じ失敗をしないようにしたい。(共同)

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2012年1月22日のニュース