高梨沙羅ドキドキ表彰式 金メダルは「重たくてびっくり」

[ 2012年1月15日 08:25 ]

金メダルを手に笑顔を見せるジャンプ女子で優勝した高梨沙羅(右)と男子で銅メダルの佐藤幸椰

 冬季ユース五輪ノルディックスキーのジャンプ女子で優勝した高梨沙羅(北海道・上川中)が14日、オーストリアのインスブルックの特設会場で行われた表彰式で、金メダルを受け取った。表彰台の中央に上った高梨は「メダルをもらったことがなかったのでうれしい。予想以上に重たくてびっくりした」と感動の面持ちだった。

 ジャンプ男子の佐藤幸椰(北海道・札幌日大高)、スピードスケート男子500メートルの角井俊洋(北海道・帯広南商高)もそれぞれ銅メダルを授与された。

 フィギュアスケート男子のショートプログラム(SP)で、宇野昌磨(グランプリ東海ク)は51・52点で6位、中村優(北海道教大釧路中)は42・34点で10位だった。

 ▼高梨沙羅の話 (表彰式は)事前にあった説明を全部忘れるくらい緊張した。ユース五輪に出て、ソチ五輪もこんな感じなのかなと想像ができるようになった。

 ▼佐藤幸椰の話 メダルをかけてもらって、やっと実感が湧いた。こういう場に立ててすごく良かった。

 ▼角井俊洋の話 (表彰式は)緊張で足が震えた。レースにはまだまだ課題が多いが、メダルにとどいて良かった。目標を達成できたことはすごくうれしい。(共同)

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