内柴被告 指導者ライセンス停止処分

[ 2012年1月11日 06:00 ]

 全日本柔道連盟(全柔連)の上村春樹会長は10日、昨年12月27日に準強姦(ごうかん)罪で起訴された内柴正人被告(33)の指導者登録を停止処分にしたことを明らかにした。

 都内で行われた日本オリンピック委員会(JOC)の理事会で「スポーツ界の信用、信頼、名誉を著しく傷つけ、ロンドン五輪や20年東京五輪招致に向かう流れに水をさしたことを、柔道界の代表としておわび申し上げます」と謝罪。起訴日の12月27日に全柔連の調査委員会が処分を決めたことを併せて発表した。

 全柔連によれば、指導者登録の停止処分は3人目。上村会長は裁判が結審した段階で懲罰委員会を立ち上げ、再度処分を検討することも明言。段位を認定している講道館の館長としても、結果次第で処分を検討するとした。

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2012年1月11日のニュース