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20歳の遼 祖父仕立てのスーツで成人の誓い「マスターズV」

祖父の仕立てたスーツで式典に出席した石川遼

 男子プロゴルフの石川遼(20=パナソニック)が8日、埼玉県松伏町で行われた成人式に出席し、マスターズ優勝をあらためて誓った。この日は昨秋に仕立てた祖父手作りのスーツを披露し、懐かしい友人にも囲まれて気持ちを新たにした。新しいウエッジを持参することも明かした石川は12日開幕の米ツアー、ソニー・オープン(米ハワイ州)に向け、同日夜に出発した。

 うれしそうに黒いスーツを披露した。その姿はまるでマスターズ優勝者に贈られるグリーンジャケットに袖を通した時のようだ。内側にはR・Ishikawaの文字が刺しゅうされている。はかま姿や派手なスーツの同級生に比べればおとなしい印象。しかし、石川は「地味なりにおじいちゃんの気持ちがこもっている。秋に採寸してもらって仮縫いして、裏地に名前も入れてもらった」と笑顔を浮かべた。

 母方の祖父、塚原武さんは仕立て職人。祖母にはシルバーのネクタイもプレゼントされた。本来なら契約するコナカのスーツを着るべきだが、この日は許可を取り愛情たっぷりの服に袖を通した。祖父母の思いを身にまとった石川は「小学6年の時に作文で20歳でマスターズ優勝と書いたのは事実。いつか優勝したいという気持ちを持ち続けてこれからもゴルフを続けていく」と20歳で迎えるマスターズに向けての決意をあらためて示した。

 式では一般の20歳の男性に戻った。成人式の実行委員から途中、マイクが向けられたが、隣の友人にちゃかされると、ほとんど何もしゃべらぬうちに「バトンタッチしました」と苦笑い。石川を気遣ってか、成人式に参加した256人の口は一様に重かったが、石川の同級生の恋人も出席したという。また、松伏町関係者は取材場所を制限するなどピリピリムード。地元の心配りもあって「5年ぶりの友達もいたけど、かしこまった感じじゃなくて楽しい時間でした」とリフレッシュすることができた。

 式を終えると石川はソニー・オープンに向けて羽田空港に移動した。自身の開幕戦には以前から使用しているタイトリスト製に加え、今回新たにヨネックス製、さらに知人に作ってもらったというオリジナルのものと3種類のウエッジ(それぞれ52度、59度)の“新兵器”を持参することを明かした。マスターズ出場には3月末の世界ランクで50位以内に入ることが必要。優勝争いをすれば現在の51位から一気にランクを上げ、出場権獲得も見えてくる。

 「大事なのは自分の信念を貫くこと。海外でも自分のやっていることを自信を持って前向きにやっていきたい」

 成人式での穏やかな雰囲気はもうない。戦うプロゴルファーへとモードが切り替わった石川が新年早々、吉報を届けてくれるに違いない。

[ 2012年1月9日 06:00 ]

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