大阪朝鮮高は試合に集中、喪章もなし

[ 2011年12月28日 17:45 ]

 金正日総書記の葬儀・告別式が行われた28日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開催中の全国高校ラグビー大会1回戦に大阪朝鮮高が登場した。チームに変わった様子はなく、普段通り。大会前に呉英吉監督が「どう全国大会を戦うかで頭がいっぱい」と話していたように、目の前の一戦に集中した。

 選手たちが喪章を付けるといった特別な対応は見られなかった。初戦敗退となった後、呉英吉監督は両手で線を引くようなしぐさをしながら「立ち入らせないですよ」とスポーツとは無関係だとの考えを示した。

 会場が学校から近いこともあり、観客席には多くの応援団が詰め掛けた。こちらもいつもと変わらない声援をフィフティーンに送った。

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2011年12月28日のニュース