相撲協会、工程表提出も…文科省が苦言「速やかに」

[ 2011年12月28日 06:00 ]

 日本相撲協会は27日、監督官庁の文部科学省に公益財団法人認定に向けた工程表を提出した。

 高額なやりとりが問題視されている年寄名跡問題は10月に方針を示すはずだっただけに放駒理事長(元大関・魁傑)は「遅れて申し訳ありません」と謝罪。年寄名跡は退職時に功労金を支払って協会が管理する案で方針が固まったが、最終的には来年1月の理事会で承認する。

 文科省の布村幸彦スポーツ・青少年局長は「年寄名跡は具体的な制度設計を速やかに決めていただきたい」と指導。文科省幹部も報告が遅れたことに「残念どころではない」と苦言を呈した。

 

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