天鎧鵬 同期の活躍励みに新入幕

[ 2011年12月21日 18:04 ]

新番付を手にする天鎧鵬(左)と尾上親方

大相撲初場所新番付発表

 九州場所を東十両筆頭で勝ち越し、新入幕となった天鎧鵬は東京都大田区の尾上部屋で記者会見し「ずっと幕内が夢だった。さらに上のことを考えるより、まずは勝ち越したい」と控えめに目標を口にした。

 2007年初場所初土俵の力士では、八百長関与が認定されて引退した清瀬海と山本山、そして現在幕内の阿覧と栃乃若に次いで5人目の入幕を果たした。「同期や同級生の活躍を励みにして頑張った」としみじみと喜んだ。

 師匠の尾上親方(元小結浜ノ嶋)は「相手をはじき飛ばすような相撲が取れれば、三役も狙える」と190キロを超える巨漢に期待した。

続きを表示

2011年12月21日のニュース