川内が防府読売Mに出場 レース間隔短い中でも2位に

[ 2011年12月18日 18:26 ]

 来年のロンドン五輪男子マラソン代表候補に名乗りを上げている市民ランナーの川内優輝(埼玉県庁)が18日、山口県の防府市陸上競技場発着で行われた防府読売マラソンに出場し、2時間12分33秒で2位となった。2連覇したセルオド・バトオチル(モンゴル)は2時間11分56秒だった。

 川内はペースメーカーが外れた25キロすぎに集団から抜け出し、バトオチルとの一騎打ちを演じたが、36キロ付近から引き離された。それでも日本人最高の3位に入った4日の福岡国際からレース間隔が短い中で安定した結果を残し「(来年2月の)東京で2時間7分台を狙う自信になった。これを糧に五輪(出場権)をつかみたい」と話した。

 今年は夏の世界選手権など多くのレースに出場した。来年は目標である2月の東京に備え、1月の谷川真理ハーフマラソンと奥むさし駅伝、2月の香川・丸亀国際ハーフマラソンに出場する予定。

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2011年12月18日のニュース