９オーバーで終了…遼くん　５８位で年内マスターズ切符絶望的

最終ラウンド、ホールアウトして同組の選手と握手する石川遼

アジアンツアー・タイ選手権最終日

（12月18日 タイ・チョンブリ、アマタスプリング・カントリークラブ＝７４５３ヤード、パー７２）
　男子ゴルフのアジアンツアーのタイ選手権はタイ・アマタスプリングＣＣ（７４５３ヤード、パー７２）で最終日が行われ、６７位から出た石川遼は１バーディー、２ボギーの７３でスコアを一つ落とし、通算９オーバーの２９７で５８位となり、今シーズンを未勝利で終えた。

　アジアツアーによると、石川遼はこの大会で３８位以下だと現在の世界ランキング５０位から順位を落とす。ことし最後の世界ランキングで５０位以内に入れば来年４月のマスターズ・トーナメントの出場資格を獲得できるが、今回は絶望的となった。

　リー・ウェストウッド（英国）が６９と伸ばし、通算２２アンダーで初日からのトップを守って優勝した。丸山大輔が７０で回り、９アンダーで６位、平塚哲二は７アンダーで９位だった。

　▼石川遼の話　１日数ホールのミスが、３つも４つもスコア落とすことにつながった。（マスターズの出場資格を）ことし中に取れなくてもショックは受けていない。