美帆が総合首位!聖子以来の高校生女王へ好発進

[ 2011年12月18日 06:00 ]

女子500メートルを1位でゴールした高木美帆

 スピードスケート全日本選手権第1日は17日、青森・八戸市長根リンクで行われ、女子は500メートルと3000メートルの2種目を終えて17歳の高木美帆(北海道・帯広南商高)が86・553点で総合首位に立った。石沢志穂(トランシス)が2位。菊池彩花(富士急)が3位につけ、石野枝里子(日本電産サンキョー)は5位。男子は500メートルと5000メートルを実施し、3大会ぶりの優勝を狙う平子裕基(開西病院)が5000メートルをリンク新記録の6分52秒20で制して80・160点でトップ。森哲平(北斗病院)が2位。

 女子で初日トップを奪った高校2年生の高木は「まずまずというところですかね。調子は悪くない」と話した。今季はあまり滑っていない500メートルで1位。3000メートルは「いろいろ考えると病んじゃうと思って、突っ込んだ」と無心で序盤から飛ばして5位に入った。最終日は得意の1500メートルとほとんど滑らない5000メートルに臨む。高校2年で81年度大会を制した橋本聖子以来の高校生女王となるか。

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2011年12月18日のニュース