古賀氏、内柴容疑者に苦言「“先生”という意識を」

[ 2011年12月8日 06:00 ]

 準強姦(ごうかん)の疑いで逮捕された柔道男子66キロ級五輪連覇の内柴正人容疑者(33)に、先輩金メダリストから苦言が呈された。

 9日に開幕するグランドスラム東京(東京体育館)に向けた調整合宿に参加した92年バルセロナ五輪金メダリストの古賀稔彦・環太平洋大総監督(44)は「柔道を強くする、というだけだから、プライベートは別、となる。“先生”という意識をしっかり持っていないと」と厳しい表情を浮かべた。

 古賀総監督は07年、新設された環太平洋大の女子柔道部の監督に就任。「女子選手を預かるには、まず親御さんを安心させるために多くのルールが必要だった」と振り返る。内柴容疑者も同じような就任経緯だっただけに、我慢ができなかったようだ。全日本女子の園田隆二監督(38)も「指導者は人から見られる立場。一つ高い場所に立ってやっていかないと」と話した。

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