“大関・稀勢の里”初稽古も「全然慣れないです」

[ 2011年12月5日 17:05 ]

初場所に向けて始動した新大関稀勢の里

 大相撲九州場所で10勝を挙げ、大関に昇進した稀勢の里が5日、千葉県松戸市の鳴戸部屋で初場所(来年1月8日初日・両国国技館)に向けて始動した。申し合いやぶつかり稽古には参加せず、すり足などで体を動かす軽めの調整。新大関で初の稽古を終えた心境を「いつも通りです」と短い言葉で語った。

 11月30日の伝達式後は「ゆっくりしました。気が休まらなかったから」と静養に努めたという。周囲から大関と呼ばれることには「全然、慣れないですよ」と話した。

 午後は東京・両国国技館でインフルエンザの予防接種を受けた。帰り道では居合わせたファンとの記念撮影にリラックスした表情で応じていた。

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2011年12月5日のニュース