石川、平野ら卓球慈善大会 福島の子どもたちと交流

[ 2011年12月4日 18:01 ]

 東日本大震災で被災した福島県の子どもたちを招いた卓球の慈善大会が4日、宇都宮市で行われ、ロンドン五輪女子代表の石川佳純(全農)をはじめ、平野早矢香(ミキハウス)ら計6人がトップレベルのプレーを披露した。

 大会は平野選手が小学生の時に所属した宇都宮市にある城山クラブなどが主催。福島県いわき市などから招待された約30人の子どもたちが熱戦を見守り、決勝では石川選手が平野選手を3―1で下して優勝した。

 試合前には選手たちが子どもたちとボールを打ち合って交流した。自宅が東京電力福島第1原発事故の警戒区域指定の福島県大熊町にあり、今は同県会津若松市に避難生活をしている小学4年生の原田優芽ちゃんは「楽しかった。スマッシュがすごかった」と笑顔を見せた。

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2011年12月4日のニュース