福岡国際 公務員ランナー川内 驚異の追い上げで3位 五輪に名乗り

[ 2011年12月4日 14:17 ]

日本人トップの3位となり、ゴールタイムを示す時計の前で笑顔を見せる川内優輝

 ロンドン五輪の代表選考会を兼ねた福岡国際マラソンは4日、平和台陸上競技場発着で行われ、ケニア出身で一般参加のジョセファト・ダビリ(小森コーポレーション)(26)がマラソン初挑戦で2時間7分36秒を記録し、優勝。2位にもケニアのジェームズ・ムワンギ(27)が入った。

 日本勢は埼玉県庁勤務の公務員ランナー、川内優輝(24)が2時間9分57秒で3位となった。4位にはトヨタ自動車九州の今井正人(27)が入り、川内は五輪代表に名乗りを上げた。

 川内は20キロ付近で先頭集団にから遅れ一時9位まで後退したが、その後粘りの力走を見せて盛り返し、36キロ過ぎには日本人トップの3位に浮上。その後、先を走っていた今井と抜きつ抜かれつの激しい駆け引きを展開。最後は実戦経験豊富な川内が競り勝った。

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