稀勢の里 「精進いたします」“四字熟語の決意表明”使わず

[ 2011年11月30日 09:20 ]

師匠の先代鳴戸親方の遺影が見守る中、大関昇進を伝達される稀勢の里(左)

 日本相撲協会は30日、福岡市内で大相撲初場所(来年1月8日初日・両国国技館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、東関脇稀勢の里(25)=本名萩原寛、茨城県出身、鳴戸部屋=の大関昇進を満場一致で決めた。

 午前9時過ぎに福岡市内の鳴戸宿舎で行われた伝達式では、二所ノ関理事(元関脇金剛)と湊川親方(元小結大徹)を使者として昇進を伝達。7日に死去した師匠の鳴戸親方(元横綱隆の里)の遺影が見守る中で、最近の恒例となった「四字熟語」を使うことなく「謹んでお受けいたします。大関の名を汚さぬよう、精進します」と口上を述べた。

続きを表示

2011年11月30日のニュース