日本 両センターの活躍でエジプト破り初勝利

[ 2011年11月27日 21:01 ]

エジプトを破って今大会初勝利、喜ぶ日本代表

 3位までがロンドン五輪出場権を得るバレーボールのワールドカップ(W杯)男子大会第6日は27日、マリンメッセ福岡などで行われ、開幕5連敗だった日本はアフリカ選手権覇者のエジプトに3―1で勝ち、今大会初勝利を挙げた。勝ち点を5に伸ばし、順位は11位から9位に上がった。敗れたエジプトは1勝5敗で同3のまま。

 日本は第1セットこそミスが目立って失ったが、第2セットからチーム最多の20得点を挙げたエースの清水(パナソニック)や、山村(サントリー)松本(堺)の両センターの活躍で3セットを連取した。

 ポーランドは中国を3―1で退けて勝ち点16で首位を守った。ことしのワールドリーグ優勝のロシアはセルビアに、3連覇を狙う世界ランク1位のブラジルはアルゼンチンにそれぞれストレート勝ちし、同15とした。

 ▽植田辰哉・日本監督の話 なかなか結果が出ずに苦しかった。悔しいゲームが続いていたが、中身はいいバレーをしていた。何とか結果を出したかった。苦しい時こそチーム一丸で戦おうと話してきた。

 ▽シェメルリ・エジプト監督の話 3セット目から集中力をなくした。経験不足だと思う。ミスが大変目立った。こちらのサーブミスで、日本が優位に立ったと思う。

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