白鵬 全勝Vならず…10勝5敗の稀勢は大関へ!

[ 2011年11月27日 18:15 ]

把瑠都(奥)にはたき込みで敗れた白鵬

 大相撲九州場所千秋楽(27日・福岡国際センター)13日目に2場所連続21度目の優勝を決めた横綱白鵬は大関把瑠都にはたき込まれ、史上単独1位の9度目の全勝優勝はならなかった。把瑠都は11勝4敗で終えた。

 千秋楽の結果を待たずに大関昇進を事実上決めた関脇稀勢の里は、新大関琴奨菊に渡し込まれて10勝5敗。琴奨菊は11勝目を挙げた。大関同士の対戦では琴欧洲が日馬富士を寄り切り、9勝6敗。日馬富士は8勝7敗。関脇鶴竜は栃乃若を突き出して10勝目を挙げた。

 新入幕で11勝の碧山と、12勝をマークした若荒雄がともに初の敢闘賞を獲得。稀勢の里は技能賞を初受賞した。殊勲賞は該当者がなかった。

 稀勢の里が新大関として登場する初場所は来年1月8日に東京・両国国技館で始まる。

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