真央 演技直前まで迷いも…佐藤コーチ説得で3回転半回避

[ 2011年11月27日 09:08 ]

フィギュアGPロシア杯で優勝を決めた浅田真央のフリー

フィギュアスケートGPシリーズ第6戦ロシア杯最終日

(11月26日 モスクワ)
 女子フリーで浅田真央(21=中京大)が1位の118・96点をマーク。首位だったショートプログラム(SP)と合わせ合計183・25点とし、3季ぶりにGPシリーズで優勝した。

 大技のトリプルアクセルは回避したが、3度のスピンとステップで最高評価のレベル4を獲得し、5項目の演技点ではハイレベルの8点台を2つマーク。佐藤コーチとの師弟関係は2季目に入り、意思疎通が円滑になった。この日も浅田は演技直前まで大技への挑戦を迷っていたが、最終的に佐藤コーチの説得で回避を決断。「(トリプルアクセルの回避は)私の中では早くから決まっていたが、最初から“ない”と言えばテンションも下がる。ただ、きちんと話を理解してくれるようになったのは良かった」と同コーチは振り返った。

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