NBA労使紛争暫定合意も…問題山積み

[ 2011年11月27日 06:00 ]

 7月1日にロックアウト(施設封鎖)に突入したNBAの労使紛争が149日目で収拾に向かうことになった。

 労使双方が25日午後から15時間以上の話し合いを行い、26日未明に暫定合意に達したもの。スターン・コミッショナーは「12月25日開幕でシーズンは66試合制(本来は82試合)にしたい」という今季のプランを口にした。ただし新労使協定の正式合意には反トラスト法(独禁法)でオーナー側を提訴した裁判の取り下げや、選手組合の再結成が不可欠。さらに収入配分などの主要項目以外の細部を煮詰める作業と選手会とオーナー会議での投票(過半数が必要)などが必要で、12月9日とされたキャンプインを実現させるには多くのハードルを越える必要がある。

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2011年11月27日のニュース