渡部暁が自己最高の2位 W杯スキー複合開幕戦

[ 2011年11月26日 00:07 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は25日、フィンランドのクーサモで個人第1戦を行い、前半飛躍(HS142メートル、K点120メートル)で5位だった渡部暁斗(北野建設)が後半距離(10キロ)で順位を上げ、自己最高の2位となった。マグヌス・クログ(ノルウェー)が初優勝した。

 渡部暁は終盤までトップを争ったが、最後でスパートしたクログに引き離された。昨年1月に3位となって以来、2度目の表彰台。

 湊祐介(東京美装)は19位、渡部善斗(早大)は22位、加藤大平(サッポロノルディックク)は25位、高橋大斗(土屋ホーム)は46位だった。

 ▼渡部暁斗の話 ジャンプも思い切ってできて、いい風をもらった。条件が難しい中で優勝も見えていたので勝ちたかった。駆け引きの未熟さは課題だが自分としては納得もしている。

 ▼加藤大平の話 ジャンプでいい位置につければ勝負はできると思う。今季はいろいろ試してソチ五輪につなげたい。暁斗が頑張ると刺激になる。(共同)

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2011年11月26日のニュース