勢 初黒星は、まげをつかんでの反則負け

[ 2011年11月21日 21:02 ]

大相撲九州場所9日目

(11月21日 福岡国際センター)
 新十両の勢の初黒星は、まげをつかんでの反則負けだった。千代嵐をはたいたときに右手でまげを引っ張った形に。その後で押し出して軍配も勢に上がったが物言いがつき、協議の結果、千代嵐の勝ちとなった。「僕自身は覚えていないけど、つかんでいたんでしょうね。しかたない」と、努めて平静を装った。

 新十両の初日からの8連勝は、1場所15日制が定着した1949年夏場所以降で成山、翔天狼に続き3人目だった。快進撃は思わぬ形で止まったが、勢は「引いてばかりで内容が悪かったので、ばちが当たった」と、取り口を反省していた。

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2011年11月21日のニュース