古閑 父に言われた言葉は「フェアウエーを歩く一輪の花に」

[ 2011年11月21日 07:49 ]

古閑美保は最終18番をパーでホールアウトし涙ぐむ

女子ゴルフツアー大王製紙エリエール・レディース最終日

(11月20日 香川・エリエールGC=6419ヤード、パー72)
 古閑美保(29=京セラミタ)が、涙で11年の現役生活の幕を閉じた。優勝なら最終戦の出場権を得られたが、3バーディー、1ボギーの70と大きく伸ばせず、通算5アンダーの11位で万感のラストラウンドを終えた。
【最終R成績】

 プロになって父・宏二郎さん(49)に言われたのが「フェアウエーを歩く一輪の花になりなさい」の言葉だった。その真意は「天真らんまんに、心を磨いて誰からも愛される選手になれ」だった。

 アイドル選手として若くして注目され、08年には賞金女王にも輝いた。一方でプロ野球選手との恋が噂されるなど、奔放な言動と明るい性格でファンの支持を集め、一時代を築いた。トッププロとして走り続けた11年間。古閑は大輪の花を咲かせてクラブを置いた。

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2011年11月21日のニュース