佳菜子4位 ファイナル進出逃す「悔しかったけど…」

[ 2011年11月21日 06:00 ]

フリーの演技を終え、笑顔で観客の声援に応える村上佳菜子

 フィギュアスケートのGPシリーズ第5戦フランス杯最終日は19日、パリで各種目のフリーが行われ、女子ショートプログラム(SP)4位の村上佳菜子(17=愛知・中京大中京高)は合計161・31点で4位だった。シリーズ上位6人で争うファイナル(12月、カナダ)進出はならなかった。14歳のエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)が182・89点でスケートカナダに続くGP2連勝を飾った。

 序盤の3回転フリップが1回転になるなどジャンプで2つのミスが出て4位に終わった村上は「悔しかったけど、前の大会より元気良く滑れた」と、ホッとした様子。9月に新調した靴は今大会前になってもなじまず「(欠場も)考えた。精神的につらくて、ずっと泣きながらやっていた」という。2年連続のGPファイナル進出の可能性がなくなったが「プログラムも変えるかもしれない。つらくなると思うけど、頑張る」と巻き返しを誓った。

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2011年11月21日のニュース