日本男子 イランに逆転負け…ミス連発し自滅

[ 2011年11月21日 06:00 ]

バレーボールW杯男子第1日 日本1―3イラン

(11月20日 名古屋・日本ガイシプラザほか)
 3位以内に与えられるロンドン五輪出場権獲得を目指す世界ランク18位の日本は、開幕戦で同14位のイランに1―3で逆転負けを喫した。第2セット以降はミスから流れを失い、なすすべなく完敗。9月のアジア選手権でストレート負けした相手に返り討ちに遭う厳しい船出となった。

 出場12チーム中で、実力が接近しているとみられたイランに勝って勢いに乗りたかったが、その青写真はもろくも崩れた。

 エース清水の奮闘で第1セットは先取。しかし、第2セット以降はサーブやスパイクミスで自滅。第3セットも23―21とリードしながら4連続失点。第4セットは高さに屈した。植田監督は「23―22の場面で決めきれなかったのが敗因」と勝負弱さを嘆いた。

 清水が左膝負傷から復帰したが、スパイク決定率は40%にも満たなかった。石島、福沢も終盤はベンチに下げられるなど、本調子には遠かった。

 アジア王者を破り、開幕ダッシュを見込んでいたはずが、まさかの黒星発進。出場チームで世界ランク最下位には、厳しい戦いが待っている。

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2011年11月21日のニュース