年寄株問題 12月中に方向性…臨時総会を開催へ

[ 2011年11月21日 06:00 ]

 高額でのやりとりが問題視されている年寄名跡(親方株)について、役員以外の親方で構成する年寄会が12月上旬に臨時総会を開いて方向性を議論することが20日、明らかになった。

 この日、年寄会の井筒会長(元関脇・逆鉾)が放駒理事長(元大関・魁傑)から早急な話し合いを要請された。年寄会はこれまで、名跡問題について時間をかけて討議すべきとの立場から、新体制となる来年2月以降に結論を持ち越すとの合意を理事長と取り付けていた。ところが、文科省から方針決定の迅速化を求められた放駒理事長は、12月に方向性を決める意向を示していた。

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2011年11月21日のニュース