もうスロースターターとは言わせない 真央 初使用曲で乗り切る

[ 2011年11月11日 07:49 ]

公式練習で笑顔を見せる浅田

 フィギュアスケートのGPシリーズ第4戦・NHK杯は11日、札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開幕する。昨季の世界選手権で6位に終わり、今大会が今季初戦となる浅田真央(21=中京大)は、11日の女子ショートプログラム(SP)に向けて公式練習で調整した。

 もうスロースターターとは言わせない。

 過去、浅田のシーズン初戦はベストパフォーマンスからは程遠かった。昨年の初戦・NHK杯は8位。2シーズン前の初戦・フランス杯は、ライバルのキム・ヨナと激突して完敗した。

 シーズンイン直後の優勝は、07年11月のスケートカナダまでさかのぼる。フリー「愛の夢」は昨年と同じプログラムで、滑り慣れているため不安なし。今回初使用となる「(交響組曲)シェヘラザード」で臨むSPを乗り切ることが重要だ。

 「(シェヘラザードは)凄く気に入っているし、自分らしく伸びやかに滑りたい」。完璧に舞って、ロケットスタートを決めてみせる。

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2011年11月11日のニュース