世界選手権開幕 山田「歯がゆい」19位

[ 2011年11月7日 06:00 ]

 ロンドン五輪の出場枠を懸けた重量挙げ世界選手権が5日にパリで開幕し、男子56キロ級で北京五輪9位の山田政晴(群馬綜合ガードシステム)はスナッチ100キロ、ジャーク142キロのトータル242キロで19位だった。清水洋平(岐阜県体協)はスナッチ103キロ、ジャーク128キロ、トータル231キロで24位。昨年と今年の世界選手権の国別得点の合計で1つの国・地域に最大で男子は6、女子は4の五輪出場枠が与えられる。日本協会は、男女それぞれ3枠以上を獲得した場合に五輪代表を選ぶ。

 男子56キロ級でアテネ、北京の五輪2大会出場の山田は、19位と不本意な結果に終わった。10月の国体で左膝を故障し「なかなか練習ができなくて歯がゆい試合になった。記録も低かった」と悔しがった。競技生活に区切りをつけようと思っていた北京五輪で好成績を残し、現役を続けたが相次ぐケガに苦しむ。31歳のベテランは「最近は記録が下がる一方だが、最後まであきらめずに頑張りたい」と話した。

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2011年11月7日のニュース