観客61歳男性“Vアシスト”「勝ってもらわなきゃ」

[ 2011年11月7日 06:00 ]

9番ホールで上田のティーショットの打球が当たったギャラリーの男性(左)は本人からグローブを手渡される

スポニチ主催USLPGAツアー・ミズノクラシック最終日

(11月6日 三重県志摩市 近鉄賢島カンツリークラブ=6506ヤード、パー72)
 9番で上田の打球が右側頭部に当たった男性はカートで医務室に運ばれ、氷のうを当てるなどの処置を受けた。男性は三重県嬉野在住の61歳で、前回上田が優勝した時も観戦していたという。

 関係者から謝罪を受け、上田のボールをもらうと「きょうは桃が咲くか、さくらが咲くか最終組を見に来たんだよ。当たったんだから勝ってもらわなきゃ」と再び元気な足取りで観戦に戻った。大会終了後は医務室にあいさつし引き揚げた。

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2011年11月7日のニュース