奥州前沢マラソン 男子は金丸、女子は福田が優勝

[ 2011年11月7日 06:00 ]

男子30キロ総合優勝の金丸

 第29回スポニチ奥州前沢マラソン(スポーツニッポン新聞社主催、サンキスト・グロワーズほか協賛)が6日、3010人がエントリーして岩手県奥州市前沢区で開催された。30キロ男子は金丸富男(32=秋田)が1時間41分54秒で初優勝。同女子も福田恵美子(41=埼玉)が2時間6分10秒で初制覇した。99年セビリア世界選手権の女子マラソン日本代表の市河麻由美(35)がゲスト参加した。(詳細は10日付スポニチ紙面に掲載)

 30キロ男子は、今年4月にクロスカントリースキーから転向した金丸が快勝した。スキーでは世界選手権に3度出場した経験を持つスタミナ自慢。「スキーでは50キロを滑る競技がありますから。マラソンは軽いと思っていたのですが、やはり30キロから先がきつくて。それを克服したくて始めました」。雪上で鍛えた強さを存分に発揮した。

 30キロ女子は埼玉から夫婦で参加した福田が優勝。夫の健(46)も30キロ40歳以上の部を制しており、アベック優勝だった。岩手・陸前高田市出身の福田は、中学校時代以来20数年ぶりの出場。「久しぶりに走りましたが、沿道でお子さんからお年寄りまで応援してくれて、楽しく走れました」と笑った。

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