男子の床運動予選で中3白井が衝撃デビュー

[ 2011年11月4日 19:58 ]

体操の全日本団体・種目別選手権第1日

(11月4日 千葉ポートアリーナ)
 身長153センチの15歳が衝撃的なデビューを飾った。男子の床運動予選で神奈川・寺尾中3年の白井健三(鶴見ジュニアク)が2位。Dスコア(演技価値点)はこの種目世界一の内村を0・3点も上回る6・9点の驚異的な構成で15・650点を出し「自信を持ってやった」と胸を張った。

 元選手の両親が教えるクラブで3歳から体操を始めた。物心つく前から親しんでいたというトランポリンでひねりの技術を培い、内村に「僕が中学3年の時より断然うまい」とうならせた。日本体操協会によると、中学生王者の誕生ならアテネ五輪団体総合金メダリスト、鹿島丈博が大阪・昭和中3年時の1995年大会であん馬を制して以来の快挙となる。

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