ハンド日本男子、五輪は持ち越し…韓国に力負け

[ 2011年11月2日 19:53 ]

韓国戦でシュートを放つ末松

 ハンドボールのロンドン五輪男子アジア予選最終日は2日、ソウルで決勝を行い、24年ぶりの五輪出場を目指す日本は韓国に21―26で敗れ、この予選では出場権を獲得できなかった。来年4月の世界最終予選で再挑戦する。

 日本は前半を10―11とほぼ互角で折り返して後半も途中まで粘ったが、地力に勝る韓国に突き放された。

 日本は1990年を最後に韓国戦で勝利がなく、2引き分けを挟んで25連敗となった。

 ▼酒巻清治監督の話 前半の終盤から流れが悪かった。相手防御の変化に対する修正に時間がかかり、後手後手になってしまった。

 ▼宮崎大輔の話 どうしたら(韓国を)抜くことができるのか。今日の戦術は間違っていなかった。ここで後退しても意味がない。前進あるのみでやる。

 ▼末松誠主将の話 チーム全体では頑張った。勝負強さが足りず、ゲームの流れがつかめなかった。

 ▼海道衛秀の話 勝つ気でやったので残念。もっと速攻でやり合えるようになれば、いい試合になると思う。

 ▼豊田賢治の話 全部出し切った思いはあるが、それでも勝てなかった。まだ足りないものがある。(共同)

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2011年11月2日のニュース