憧れの選手は「いない」 14歳新星が鮮烈GPデビュー

[ 2011年10月29日 10:00 ]

フィギュア・スケートカナダ

(10月28日 ミシソーガ)
 ロシアの14歳の新星、トゥクタミシェワが鮮烈なGPデビュー。女子SPで首位に立ち「予想以上の出来に大変満足している。この年齢でシニアの選手と争うのはいい経験になる」と落ち着いた口調で話した。

 156センチの体を黒い衣装に包んでタンゴの曲を舞い、冒頭で高難度の3回転ルッツ―3回転トーループを軽々と決めた。

 五輪王者のヤグディンやプルシェンコを育てた名指導者ミシン氏に師事し、母国で3年後に開催されるソチ冬季五輪で頂点を狙う。憧れの選手は誰かと聞かれると「そういう選手はいない」と即答し、勝ち気な一面ものぞかせた。(共同)

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2011年10月29日のニュース