26歳の初挑戦 鈴木 連続3回転失敗も「今後につながる」

[ 2011年10月29日 09:44 ]

女子SPで演技する鈴木明子
Photo By スポニチ

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダは28日、トロント近郊のミシソーガで開幕。女子ショートプログラム(SP)に出場した鈴木明子(邦和スポーツランド)は連続ジャンプのミスが響いて52・82点の4位と出遅れた。

 演技冒頭に試みた3回転―3回転の連続ジャンプは決まらなかったが、26歳の鈴木は「この年齢でチャレンジすることがあるのは本当に幸せ」と顔を紅潮させた。

 SPで初めて連続3回転ジャンプに挑戦。これまでは安定感を重視し、コーチから勧められても「リスクが高いから賛成できない」と拒んできた。しかし、トゥクタミシェワら若手の台頭に「取り組まないと置いていかれてしまう」と危機感を募らせ、挑戦を決断。二つ目のジャンプが1回転になったが、鈴木は「初めの一歩を踏み出せたことは今後につながる」と収穫を強調していた。(共同)

続きを表示

2011年10月29日のニュース