高橋大輔はSP2位 女子の鈴木は4位と出遅れ

[ 2011年10月29日 10:25 ]

男子SPで演技する高橋大輔

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダは28日、トロント近郊のミシソーガで開幕し、男子ショートプログラム(SP)で高橋大輔(関大大学院)は84・66点の2位につけた。GPで初の表彰台を狙う20歳のハビエル・フェルナンデス(スペイン)が84・71点で首位に立ち、世界王者のパトリック・チャン(カナダ)は83・28点で3位とした。

 女子SPの鈴木明子(邦和スポーツランド)は52・82点で4位。世界ジュニア選手権2位でGPデビュー戦だった14歳のエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)が59・57点でトップ、長洲未来(米国)は52・73点の5位だった。

 ペアSPで高橋成美(木下工務店ク東京)マービン・トラン(カナダ)組は60・60点で3位。

 ▼高橋大輔の話 4回転ジャンプをやりたくて(直前の)6分間練習まで粘ったが、うまくまとめようと思って3回転―3回転に変えた。百パーセントは出し切れていない。ある程度の評価を得られた。ひと安心という感じ。

 ▼鈴木明子の話 最初の(連続)ジャンプのミスを一番後悔している。二つ目につながらなかった。リスクは承知の上で、今回初めてSPで3回転―3回転のコンビネーションに挑戦しようと決めた。はじめの一歩を踏み出せたことは、今後につながる。

 ▼長洲未来の話 (連続ジャンプは)自信を持っていたので転んでびっくりした。スピンはうまくいった。フリーでは表彰台に立てる得点を出せると思う。

 ▼高橋成美の話 ツイストがきれいに決まって自分たちでもびっくりしている。細かいミスがあったので、最後まで自信を持ってこなすことが課題。フリーは伸び伸びとやりたい。(共同)

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