15歳寺本 Wエース超える得点「自信になりました」

[ 2011年10月12日 06:00 ]

平均台で見事な演技を見せた寺本

体操世界選手権第5日

(10月11日 東京体育館)
 チーム最年少15歳の寺本は、同じく3種目に出場した鶴見、田中よりも高い合計点を稼ぐ奮闘を見せた。

 トップバッターの平均台は「予選よりも緊張してヤバイと思ったけれど、意地でも笑顔を出して頑張りました」とノーミス。跳馬では着地で右膝を痛めるアクシデントがあったが、最後の段違い平行棒もしっかりまとめた。「自信になりました。出来は85点。日本の特長の美しい体操を身につけたい」と手応えを得ていた。

 ▼大島杏子 みんなが勝ち取ってくれた決勝で演技できる喜びと、出させてもらえる感謝を持って役目を果たしたい気持ちだった。昔は必死にやって12位。今は8位でさらに高い目標を持ついいチームになったと思う。(飯塚の故障で床運動に代替出場。世界選手権は8度目の出場)

 ▼美濃部ゆう 予選より得点を上げられたし、落ち着いてできてよかった。(決勝7位は)今回は予選を通過することが目標だった。より上位を狙うなら、もっといい演技をしないといけない。(平均台だけに出場も予選より0・233点伸ばし健闘)

 ▼新竹優子 今持っている力では一番いい演技ができたと思う。跳馬のDスコア(技の難度を示す演技価値点)、段違い平行棒のDスコア、平均台の出来栄えで差がある。そこを頑張ればいけると思う。(跳馬だけ出場)

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2011年10月12日のニュース