ボルト 「借り返すレース」で意地の今季自己ベストV

[ 2011年9月14日 09:47 ]

世界陸上3位のキム・コリンズ(右)らに競り勝ち、今季自己ベストの9秒85で優勝したボルト(中)

 陸上のザグレブ国際は13日、クロアチアのザグレブで行われ、男子100メートルは世界記録保持者のウサイン・ボルト(ジャマイカ)がフライングで一発失格となった8月28日の世界選手権(大邱=韓国)決勝以来の100メートルで、同選手権3位のキム・コリンズ(セントクリストファー・ネビス)らに競り勝ち、今季自己ベストの9秒85で制した。

 フライングで失格となった世界選手権の100メートルから約2週間。「借りを返すレース」と誓ったボルトが今季自己ベストの9秒85で何とか意地を示した。

 「スタートが悪くて、集中力がやや切れた。もう少しいい走りができたと思う」と話したように、今季好調のコリンズと終盤まで競り合う展開。最後はライバルを振り切り、レース後は約1万2千人のファンから祝福されて「素晴らしかった」とご満悦だった。(共同)

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2011年9月14日のニュース