男子マラソン陣大邱入り 川内「団体でメダルを」

[ 2011年8月31日 17:00 ]

陸上の世界選手権に向けて韓国入りした男子マラソンの川内優輝(中央)ら

 陸上の世界選手権で大会最終日(9月4日)の男子マラソンに出場する5選手が31日、韓国の大邱に到着し、公務員ランナーとして注目を集める川内優輝(埼玉県庁)は「個人でのメダルは苦しいので入賞が目標。女子が取れなかった団体でメダルを確保したい」と意気込みを語った。

 川内は8月中に職場の休日を利用して栃木県日光市を5度訪れ、最終調整した。日本の男子マラソン陣で最年長となる30歳の尾田賢典(トヨタ自動車)は「網走(北海道)での最終合宿をいい形でこなすことができた」と語り、日焼けした顔に自信をのぞかせた。

 女子400メートルリレーのメンバー4選手も大邱入りした。アンカーを務めることが濃厚な市川華菜(中京大)は「調子は上がっている。自分たちのレースをして決勝に進みたい」と、日本チーム初となる予選突破を誓った。

 ▼中本健太郎の話 目標は入賞。後半粘って一つずつ順位を上げていければいい。妻も応援に来るので頑張りたい。

 ▼堀端宏行の話 海外のレースは初めてだが、積極的なレースをしたい。故障もまったくないし、8位入賞ラインを目指す。(共同)

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2011年8月31日のニュース