福島千里 筋肉疲労で決勝棄権、江里口は脚つってレース中断

[ 2011年7月31日 17:39 ]

 陸上の南部記念は31日、北海道函館市の千代台公園陸上競技場で行われ、女子100メートルで予選を11秒54でトップ通過した日本記録保持者の福島千里(北海道ハイテクAC)が、左脚外側の筋肉疲労のために決勝を棄権した。北風沙織(北海道ハイテクAC)が11秒85で制した。

 男子100メートルは日本選手権優勝の江里口匡史(大阪ガス)が決勝で両脚をつったため、レースを中断。世界選手権(8月27日開幕・大邱=韓国)参加標準記録突破はならなかった。木村慎太郎(アシックス)が10秒44で優勝した。

 女子やり投げは日本記録を持つ海老原有希(スズキ浜松AC)が58メートル91の大会新で優勝。同400メートルリレーは世界選手権に出る市川華菜(中京大)高橋萌木子(富士通)福島、岡部奈緒(チームミズノ)の日本代表チームが44秒59で制した。

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2011年7月31日のニュース