鈴木 101位に負けた「頭悪いです」

[ 2011年6月20日 10:34 ]

男子100キロ超級 初戦でブラジル選手に敗れた鈴木桂治(左)

グランドスラム・リオデジャネイロ大会最終日 男子100キロ超級

(6月19日)
 全日本王者で世界ランキング6位の鈴木桂治(国士舘大教)が1回戦敗退。同101位のシュリッター(ブラジル)に競り負け、「まさか。何が悪かったんでしょうね」とうなだれた。

 体の大きい相手を攻めあぐね、序盤に内股で有効を取られた。中盤に攻め込んで投げ技で有効を奪い返したが、さらに攻め立てた終盤に内股を食い、技ありを奪われた。

 出発前に日本男子の篠原監督が「ベテラン勢が本番に近い仕上がり。期待している」と言っていたが、鈴木は応えられなかった。5度目の世界選手権を前につまずいた31歳は「体調は悪くなかった。頭悪いです、僕が」と首をかしげながら引き揚げた。(共同)

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2011年6月20日のニュース