解雇は平等性を欠く…元琴光喜、第1回口頭弁論

[ 2011年6月7日 06:00 ]

 野球賭博に関与したとして昨年7月に日本相撲協会を解雇された元大関・琴光喜の田宮啓司氏(35)が、処分を不服として大関としての地位確認を求めた訴訟の第1回口頭弁論が6日、東京地裁で行われた。

 訴状などによると、田宮氏は昨年6月、賭博関与の上申書を提出すれば厳重注意にとどめるという協会の指示に従って申告したが、解雇された。同様に賭博関与を認めた他の力士は軽い処分だったことから「解雇は平等性を欠く」と訴えている。協会側は答弁書で「厳重注意のみにとどめるとは言っていない」と主張し争う姿勢を見せた。

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2011年6月7日のニュース