仙台市出身の愛ちゃん 被災地で“勇気のラリー”

[ 2011年5月19日 06:00 ]

避難所で被災者らと卓球をする福原愛

 ロンドン五輪出場を決めた卓球の福原愛(22)が18日、震災後初めて被災地入りし、約110人が身を寄せる仙台市宮城野区の避難所で子供らと卓球をしたりサイン会を開いたりして被災者を励ました。

 福原は小学4年まで同市で生活。避難所に到着すると大きな拍手で出迎えられた。避難所内の卓球台で約10人と“対戦”し、ラリーが続くと歓声が上がった。世界選手権混合ダブルスの銅メダルも披露した。

 津波の爪痕が生々しい仙台市・荒浜を視察した福原は「信じられない光景に言葉が出なかった。少しでも元気になってもらえたらうれしい」と話した。

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2011年5月19日のニュース