存続危機の北海道 それでも大半の選手が残留希望 

[ 2011年5月17日 12:07 ]

 バスケットボール男子の日本リーグでチーム存続に揺れる北海道は、所属する12選手が全員、17日までに移籍選手リストに登録される見通しとなった。運営を代行するリーグ関連会社が同日明らかにした。主力で日本代表候補の折茂武彦(41)が運営を引き継ぐ会社の設立に乗りだしており、大半の選手は残留を希望しているという。

 一部の選手についてはすでに公示済み。残りも17日に手続きが完了し、18日から他チームとの契約交渉が可能になる。

 記者会見で1口50万円でのスポンサー募集を発表した折茂は「みんな北海道に残ってもらいたいが、選手としてベストの選択をしてほしい」と、複雑な心境を語った。

 北海道は、経営難に陥った元運営会社が1月にリーグを除名された。

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2011年5月17日のニュース