白鵬 引退後は銀座でガラス張り相撲部屋が夢

[ 2011年5月5日 06:00 ]

<白鵬 鳴戸部屋に出稽古>土まみれの稀勢の里と稽古に汗を流す白鵬(右)

 技量審査場所(8日初日、両国国技館)で朝青龍に並ぶ史上1位タイの7連覇に挑む横綱・白鵬(26=宮城野部屋)が、引退後に東京・銀座で相撲部屋を開くプランを明かした。4日の稽古後、「オレの夢は銀座に部屋を持つこと。ガラス張りにして外から(稽古場を)見やすくしたい」と話した。

 現時点で親方になるための条件の日本国籍を取得していない上に、銀座で部屋を構えるとなると相当な資金が必要となる。「遠い夢ですけどね」と笑うが、後世に相撲道を伝えていきたい希望は強く、東京の一等地に部屋を構えることにより「多くの人が相撲道に興味を持ってもらえれば」と付け加えた。

 この日は鳴戸部屋で出稽古し、本場所で2連敗中の関脇・稀勢の里を19勝2敗と圧倒。「稽古をバネにしてひと踏ん張りしてもらいたい」と奮起を促していた。

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2011年5月5日のニュース