小塚 世界選手権の銀賞金で物資届ける!

[ 2011年5月4日 06:00 ]

<フィギュア選手団帰国>銀メダルを手に笑顔を見せる小塚崇彦

 フィギュアスケートの世界選手権に出場した日本代表のうち5選手が3日、モスクワから帰国した。

 男子で銀メダルを獲得した小塚崇彦(22=トヨタ自動車)は賞金の2万7000ドル(約220万円)を東日本大震災の被災者のために寄付することを明言。「赤十字社を通じて、だと寂しいので自分で物資などを配れたら」と被災地に自ら足を運ぶ計画も明らかにした。

 7日には愛知県内で自らが中心となって企画したチャリティーのアイスショーも実施する。リンクの被災で練習ができない東北地方のスケーターたちにも「滑るだけがスケートの練習じゃないので、リンクから離れた練習をやって、レベルアップをしてほしい」とエールも送った22歳の新エースは「来季はSPで1回、フリーで2回の4回転が入れられるように練習していきたい」と自らのレベルアップも誓った。

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2011年5月4日のニュース