仙台大から出場の永井は初戦負け

[ 2011年4月18日 06:00 ]

第26回全日本女子柔道選手権

(4月17日 横浜文化体育館)
 東日本大震災で被災した仙台大から唯一の出場となった永井裕子は初戦で一本負け。

 左腕に喪章、右腕には「がんばろう東北」の刺しゅうをした柔道着を用意。喪章は認められたが、メッセージは全日本柔道連盟の判断で覆い隠された。永井は「ボランティアをしている他の部員にいい報告をしたかったけど、柔道をやらせてもらっている幸せをかみしめた」と汗を拭い「あすからボランティアです」と気持ちを切り替えていた。また、宮城県石巻市の実家が被災した世界選手権63キロ級代表の阿部香菜(三井住友海上)は2回戦で敗退した。

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2011年4月18日のニュース