「今、日本のために」JGTOと選手会が2億円寄付

[ 2011年4月1日 19:22 ]

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)と選手会は1日、賞金などから約2億円を東日本大震災の義援金として寄付すると発表した。今季の男子ツアーは25試合すべてを実施する方針で、うちJGTOが主管する22試合を対象とする。本来は選手が獲得する賞金の6%の約1億7000万円をプールし、残額をJGTOが負担する。

 記者会見でJGTOの小泉直会長は「スポンサー、選手会、JGTOが3者一体となり支援する」と説明した。

 選手は試合ごとに4%を必要経費としてJGTOに支払うため、義援金を加えて10%を負担することになる。宮本勝昌選手会長は「賞金額一つをとっても、さまざまな選手がいる。生活があった上での義援金なので、10%が限界と考えた」と説明した。

 今季のスローガンを「今、日本のために」に決定し、試合会場や街頭での募金活動の実施を発表した。この日は青木功、中嶋常幸両選手らが東京都港区の六本木ヒルズ敷地内で募金活動した。

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2011年4月1日のニュース