ラグビー日本代表候補 合宿中に募金活動実施へ

[ 2011年4月1日 15:51 ]

 ラグビーの日本代表候補が1日、9月開幕のワールドカップ(W杯)に向けた強化合宿のため、合宿地の宮崎市に入った。13日までの合宿中に東日本大震災の被災者や宮崎県川南町の口蹄疫被害者を支援する募金活動を行う予定。ジョン・カーワン・ヘッドコーチは「代表にできる手助けを長期間やる。慈善試合を6月にやりたい」との意向を表明した。

 福島県郡山市出身のロック大野均(東芝)は東京・味の素スタジアムに避難している同県在住者を訪問したそうで「つらいことがあったのに、何げない調子で福島弁で話してもらった。W杯で好結果を出し、日本人でよかったと思ってもらえるよう頑張りたい」と静かに話した。

 今回の合宿後、メンバーは20日に再集合し、アジア5カ国対抗の香港戦(30日)に備える。

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2011年4月1日のニュース