米国から被災地へ元気届ける…有村「とにかく上に」

[ 2011年4月1日 06:00 ]

第1ラウンド、10番でティーオフする有村智恵

USLPGAツアークラフト・ナビスコ選手権第1日

(3月31日 米カリフォルニア州ランチョミラージュ ミッションヒルズCCダイナショアC=6702ヤード、パー72)
 海外メジャーの今季初戦、クラフト・ナビスコ選手権は31日、米カリフォルニア州のミッションヒルズCCで開幕した。昨年9位の有村智恵(23=日本ヒューレットパッカード)は1イーグル、4バーディー、2ボギーの4アンダーと好スタートを切った。

 宮城・東北高出身の有村にとっては震災後に迎える初めての大会。「米国から被災地に(気持ちを)届けるためには、とにかく上に行かなきゃ、と思う。日本人で優勝争いをしたい」と気合十分でプレーした。スタートの10番をパー発進すると、11番パー5で第3打をピン左下70センチにつけ、バーディー。前半を2アンダーで折り返すと、後半も2番でイーグルを奪うなどスコアを2つ伸ばした。

 今大会には宮里藍(25=サントリー)ら日本人選手7人が出場している。

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2011年4月1日のニュース