ツール王者の処分撤回にUCIが異議申し立て

[ 2011年3月24日 20:45 ]

 国際自転車連合(UCI)は24日、スペイン連盟が昨年のツール・ド・フランスで3度目の優勝を果たしながらドーピング違反に問われたアルベルト・コンタドール(スペイン)に対する1年間の資格停止処分を撤回した決定に対し、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議を申し立てると発表した。

 コンタドールは昨年の大会中の検査で、筋肉増強効果のある禁止薬物に陽性反応を示したが、食事で提供された肉の中にその物質が含まれていたと主張。スペイン連盟が処分を決めた後に選手側が新たな証拠を示し、2月15日に裁定が覆った。(共同)

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2011年3月24日のニュース