迷ったが…仙台の松山、予定通りマスターズ出場

東日本大震災

　東日本大震災の被害を受けた仙台市内の東北福祉大に通う男子ゴルフの松山英樹（１９）が、メジャー大会のマスターズ・トーナメント（４月７～１０日・米ジョージア州オーガスタ）に予定通り出場すると、同大が２２日に正式発表した。日本のアマチュアとして初めて挑む。

　出場を迷っていた松山は「自分にできることは、出場して被災された方々や大学の仲間に頑張る姿を見せることしかない。被災地の方、日本の方に元気を与えられるプレーをしてきます」とコメントした。

　松山は２４日に日本を出発し、東北福祉大ＯＢでプロの池田勇太（２５）と米国内で調整の後、本番を迎える。